5号機完全撤去で引退したユーザーの割合


5号機完全撤去から2ヵ月が経過し、5号機撤去前後でパチスロユーザーの回遊状況がどの様に変化しているかを確認したいと思います。(文=三輪勝治/エムシック代表取締役)

下図をご覧ください。

三輪さん図11-1

各月、5号機AT/ART機種をメインに遊技したユーザーの翌月のメイン遊技機種グループを集計し、その人数比率の推移をグラフ化しています。

完全撤去前1月迄は、翌月の移動状況に変化が少なくパチスロ合計60%強、5号機AT/ART37~38%、パチンコ移動10%強です。

一方、完全撤去後の2月には6号機AT/ARTへの移動が38.6%と大きく増加し、6号機Aタイプやパチンコ移動の増加も見られます。これらは5号機撤去での離反を防いだ結果と言えるでしょう。


しかし、離反率も34.9%と10%近く増加しており、一部ユーザーが店舗離反しています。詳細データは割愛しますが、5号機AT/ARTしか遊技していないユーザーが各月16~20%存在し、その多くが店舗離反したと考えられます。これらのユーザーは、5号機が存在する状況ではパチンコ大型コンテンツにも反応しませんでしたが、完全撤去された状況では環境が異なります。

4号機から5号機への移行期と同様、新台導入で呼び戻せるユーザーも多く、若年層向けコンテンツや瞬発力の有るパチンコ機種での継続的な来店促進が重要です。

パチスロでの呼び戻しは、6.5号機導入開始までは新台導入での丁寧な来店促進と「ジャグラーシリーズ」徹底強化が中心となるでしょう。

https://web-greenbelt.jp/post-57551/

管理人コメント(無表情)
6号機やパチで食い止めたというより、昨年秋の時点で相当減ってたんですね。