ユニバが決算発表を延期、オカダマニラ襲撃事件が影響


当社は、2022 年 8 月 12 日付で、企業内容等の開示に関する内閣府令第 17 条の 15 の 2 第 1 項に
規定する四半期報告書の提出期限延長に係る承認申請書を関東財務局に提出することを決定しま
したので、下記のとおりお知らせいたします。

1. 対象となる四半期報告書
2022 年 12 月期第 2 四半期報告書(自 2022 年 4 月 1 日 至 2022 年 6 月 30 日)
2. 延長前の提出期限
2022 年 8 月 15 日(月)
3. 延長が承認された場合の提出期限
2022 年 11 月 14 日(月)
4. 提出期限の延長を必要とする理由
2022 年 7 月 12 日付「TRLEI 四半期実績開示の延期に関するお知らせ」に記載のとおり、
2022 年 5 月 31 日、当社の元取締役である岡田和生氏(以下、「岡田氏」といいます。)とその
指示を受けたグループが、オカダ・マニラの施設に侵入し、施設及び運営を奪取し、現在も
占拠を継続しております。岡田氏グループは、各部門の主要従業員を不当に解雇し、かつ指
示に従わない従業員をも解雇していること、さらには契約書等の証憑資料の廃棄や無断での
社外への持ち出し、一部の実物資産の不当収得(CAGE(カジノ営業エリア内の両替及び現金
管理部門)内に管理している金額の一部持ち出し)、デジタルデータの改竄等を行っているこ
とが想定されます。

本年 4 月 27 日にフィリピン最高裁が発出した、岡田氏を TRLEI 取締役、CEO、株主、会長
として 2017 年に解任される前の原状を回復せよという命令に対して、当社側は最高裁に再審
理を申し立てており、現在再審理中ですが、最高裁がいつどのような判断を下すかは現時点
で未定です。仮に最高裁が当社側に有利な判断を示した場合でも、決算数字の検証作業と検
証後の連結決算処理に時間を要することとなります。
また、監査法人としても、四半期レビューを完了するためには、追加的な監査手続が必要
となるとのことであり、法令で規定する提出期限までに監査法人による四半期レビュー報告
書を受領できない見込みとなりました。
このような状況に鑑み、当社は 2022 年 12 月期第 2 四半期報告書の提出期限の延長に係る承
認申請書を関東財務局へ提出することといたしました。

ツイッターでの反応


確かにこの状態だと決算出しようがないですものねえ・・・。