NETIB-NEWSの「地方パチンコ屋物語~サヨナラの理由」という記事を紹介します。



 ホールAは小規模遊技場ではあるものの、地域に根ざしたホール経営を行い、相当数のファンを獲得してきた。社員に対しては、ホールに社員向けの部屋を用意するなど、アットホームな環境づくりに注力。垣根のない関係性を醸成していた。
 経営者は、父が興した遊技事業を引き継いだ二代目。先代が築き上げた基盤を守り、貯えもできた。籍は入れていなかったが、人生のパートナーもできた。会社経営に関しては、俗に「初代がつくり、二代目で傾く」といわれるが、ホールAの二代目は公私ともに順風満帆だった。

 良い流れを断ち切ったのは、二代目自身の軽率な行動だった。覚せい剤取締法違反での逮捕。二代目は刑務所に入ることになった。内縁の妻は、二代目に面会するため、甲斐甲斐しく刑務所へと足を運んだ。二代目に不自由がないようにと、毎月相当額の差し入れもした。
 ホール経営は、内縁の妻が代表になって切り盛りした。しかし、それも長くは続かなかった。遊技場経営は慈善事業ではないが、ファン(顧客)を繋ぎとめるため、ホール側が損をする日も必要になる。このバランス感覚は、一朝一夕で身につくものではないだろう。経営は次第に傾いていった。

 内縁の妻は会社を解散。会社に残された不動産や高級家具などは売却、ホールAは、その歴史に幕を閉じた。

【代 源太朗】


荒巻
ふつうに業界が衰退したせいという気もしますが、二代目が覚せい剤に手を出していなければもうちょっと頑張れたかもしれませんね。



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