そうしているうちに、2004年に出た遊技機の『CR新世紀エヴァンゲリオン』が大ヒットしたんです。

 ――それが大きな転機になった?

神村 パチンコのおかげで、普段アニメを見ない方々にまで認知が広まりました。その結果、市場に出ていたDVDが一気に品切れになって、発売元のキングレコード〔株〕から「何が起こっているんだ?」と連絡がありましたよ(笑)。

 それ以上に大きかったのは、各社で決裁権を持っている、年齢が高い方々にも知っていただけるようになって、企業タイアップなどの企画が通りやすくなったことです。「こんなアニメ知らないよ」から「知ってるぞ。カヲル君が出たら大当りのやつだな」に変わった。これは本当にパチンコがヒットした影響です。

 エヴァンゲリオンの舞台になっている箱根町とのコラボレーションは今も続いていますが、これも、町の決裁権者の方がパチンコでエヴァンゲリオンを知っていたので、企画が通りやすかったんです。

 ――アニメをパチンコにすることは、当時もよくあったのでしょうか?

神村 今ほどではありませんでしたが、『北斗の拳』のパチスロ機がヒットしたりはしていましたね。『CR天才バカボン』や『ルパン三世』のパチスロ機も話題になっていました。

 ――エヴァンゲリオンのパチンコ化は、どのような経緯で?

神村 庵野(秀明)監督自身が「パチンコにすればいいのに」と言い出したんですよ。ちょうどその頃に「パチンコ化のライセンスは空いていますか?」という問い合わせがいくつか来ていたので、お話を聞いて、許諾しました。

 ――「パチンコにすればいいのに」というのは、認知を広げるために、ということだったのでしょうか?

神村 ぼんやりとは、あったんじゃないかと思います。僕も、パチンコは非常に強いコンテンツなので、アニメファン以外にまで届けばいいなとは思っていましたが、これほどまで当たるとは思っていませんでした。
出典:https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/7451



管理人コメント(無表情)
去年だとリゼロみたいに、一発当たれば版権売った側にも恩恵があるものの、大半は即通路です




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