日経ビジネスオンラインの「カジノなきパチンコ王国の思い出」という記事を紹介します。



 カジノとパチンコをめぐる二項対立の議論は、ネット上ではそれこそ20年も前から蒸し返されている定番の水掛け論だ。

 この議論が必ず紛糾するのは、ざっと見たところ、パチンコが

1.パチンコ業界の関係者に在日朝鮮・韓国人ならびに朝鮮半島から帰化した日本人が多いとされることから、この産業に対してあらかじめ偏見を持っている人々がいる。
2.「パチンコ産業からの収益の一部が北朝鮮に送金されミサイルや核兵器の原資になっている」という主張が繰り返されている
3.20兆~30兆円産業とも呼ばれるパチンコ業界の利権には、警察、暴力団、政治家などなど、多種多様な人々が群がっているとの噂がある
4.そもそも三店方式(分からない方は各自検索)で欺瞞的な換金方法に乗っかるカタチで運営されているパチンコという業態そのものが、脱法賭博であると主張する人々が少なくない
5.店舗数の多さ、動いている金額の大きさを考えれば、わが国におけるパチンコの被害は、諸外国におけるカジノ賭博よりもむしろ甚大だとする議論がある

 といったツッコミどころを備えた極めて多義的な遊戯(ないしは脱法賭博)産業であるからで、私自身、上に挙げた5つの論点はそれぞれそれなりの説得力を備えていると思っている。

 ただ、パチンコの話題がカジノの新設とセットで持ち出される場合、別の問題が生じる。
 というのも、そもそも、古来、カジノ推進派の有力な主張は
 「パチンコを撲滅してその代わりにカジノを作ろう」
 というものだったからだ。

 カジノを作ることで、パチンコを滅ぼすことができるのなら、それはそれで、乗れない話ではないが、実際の手順を考えてみれば、それが簡単な話ではないことは子供にでもわかる。

 アシダカグモを招き入れることでゴキブリを根絶するみたいな、机上の空論ですべてが解決するわけではない。
 悪くすると、ゴキブリと、それを退治するために召喚したアシダカグモと、そいつをやっつけるために連れてきたムカデのすべてと同じ部屋で暮らさなければならないことになる。

 カジノ誘致を主張する人々の立場も様々で

1.在日コリアンの収益源であるパチンコをツブしたい
2.パチンコ業界と警察の癒着が不愉快
3.脱法賭博であるパチンコはそもそも反社会的

 といった感じで、もっぱらパチンコ敵視の立場からカジノに肩入れしている人々もいれば、単純によりおしゃれなギャンブル場の設置を望んでいる人々もいる。

 「パチンコのような各方面とズブズブになっている腐敗した脱法賭博を生きながらえさせるよりは、いっそ、国がきちんと管理して透明性を確保したうえで、クリーンな賭博場を開帳した方がいいではないか」

 という主張は、たしかに魅力的に聞こえる。
 「パチンコのような各方面とズブズブになっている腐敗した脱法賭博を生きながらえさせるよりは、いっそ、国がきちんと管理して透明性を確保したうえで、クリーンな賭博場を開帳した方がいいではないか」

 という、さきほどご紹介した主張は、

 「パチンコのような半世紀以上続いている産業を一朝一夕に根絶できると思ったら大間違いだ」

 という意味でも、

 「カジノみたいなそもそも賭博であるものを『クリーン』に開帳できると思ったら大間違いだ」

 という意味でも、二重に大間違いだ。


荒巻
嫌パチ民の憎しみは半端ないので、逆にカジノがクリーンなイメージになるんでしょうか・・・。



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